ウチにいるカメさんの日記と、趣味の写真をおりまぜながら書く日々のつぶやき。


by maruko-mist
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今年の京都

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最盛期の終わり。それはそれで良いもんです。。。♪






去年にひきつづき、どうも東山周辺が気に入っている私達。
1日目はまず洛北方面にある、詩仙堂圓光寺曼殊院を周りました。
紅葉は最盛期ぎりぎりといったカンジでしたが、圓光寺では落ちた紅葉が赤い絨毯のようになって上も下もまっ赤。曇り空にとても映えてそこだけが異空間のようでこれもまた葉が落ちていない時期には見られない貴重な場面でしたし、曼殊院の紅葉はとても色鮮やかで大書院から眺める庭園の紅葉は圧巻でした。
しかしさすが秋の京都、観光客がハンパじゃありません^_^;。平日でもこんなに人がいるんじゃあ土日はどうなるんだろうと思ってしまいます。(去年も同じことを書いたと思う・・・)

それからホテルへ行きチェックイン後、知恩院~二年坂あたりまでを散策。
暗くなってきた所で引き返し、知恩院の夜間拝観をしてホテルに戻り、京都に住む夫の弟家族と会って一緒に夕飯を食べました。今回は義弟が勤務しているこのホテルに”家族プライス”で泊まらせてもらえるという超特典付き♪色々とお世話になってしまいました。優しい弟を持って幸せな夫、そして私。ありがとう!またお願いします(爆)

翌朝、朝食後ホテル内の庭園を散策していると素敵な光景が。紅葉しているもみじにしっかりと抱きついたままの蝉のぬけがら。一見とてもアンバランスな光景ですが夏に蝉が抜けていったあともずっとそのまま落ちる事無くしかもすごく綺麗な状態で残っていたのです。他にも誰かが気づいたかもしれませんが、取られる事も自ら落ちる事も無く時間が経ち、紅葉の時期になって素敵なシチュエーションとして私と夫が発見できたことはとっても貴重な体験だったように思います。

さて2日目は徒歩で東山中心に周りました。南禅寺永観堂。よく聞くメジャーどころですが私達は初めてでした。両方とも広くて素晴らしい名所。歴史をしのばせるたたずまい。数々の貴重な襖絵やお宝。庭園の美しさ。加えて紅葉という演出で日本人としての血が静かに騒ぐというか、不思議な感覚でとても落ち着きます。妙に”あぁ私って日本人だなぁ”と再認識させられる時間でもありました。

お昼を過ぎたあたりでまた知恩院方面へ。2日目はまぁよく歩きましたよ^_^;
また知恩院へ行った理由は前夜、義弟のお嫁さんに聞いたお守りの「亀」と”、知恩院の七不思議”のひとつの「忘れ傘」を見るため。国宝「御影堂」(本堂)の軒(と言ったらいいでしょうか)の部分を見上げると、左甚五郎が火除けに置いたとされる傘の先っぽが見えるのです。ちょうど私達が見ていたら団体客がやってきてお坊さんが説明を始めました。天井がとても高いので分かりにくく、お坊さんは初め「分かったかたは隣のかたに”あそこのアレだよ”と言ってあげて下さい」と笑いを取りながらも最後には長~~い竹の棒で指し示したりしていました。
是非、知恩院に行かれた時はその長い竹が横たわっている所に立って見上げて見て下さい。忘れ傘が見えますよ。私は今度行ったら他の七不思議も見て来たいと思っています。「亀」はまた次回にでもお話したいと思います(^^)

最後に三年坂まで歩きましたが清水坂も含め、人は相変わらずのスゴさでした。おそるべし京都^_^;。朝から歩き詰めで疲れたところでまだ明るい時間ではありましたが帰途に着くことにしました。

今回はあまり計画ぜすに来た割にたくさん周れたので充実した旅でした。これでまた良い結婚記念の思い出になりました、とさ♪(^^)
by maruko-mist | 2005-12-04 13:54 | 旅行